sakuの備忘録

しがないシステムエンジニアの仕事や日常について

ちょっと遅くなったけど転職を振り返る

転職して1年を過ぎたので、いろいろ振り返ってみようと思います。

転職をしようと思ったきっかけ

当時いた環境はそこそこ恵まれていて、自分もそれなりにやりがいを多少なりとも感じていました。
しかし、30歳を過ぎて自分の人生を見つめ直したときに、疑問や焦りなどいろいろ浮かんだため転職を決意しました。

BtoCのサービスをやりたくなった

もともと自分がいた会社はBtoBやBtoGをメインでやっている会社でした。
自分はその中でも異質でBtoCをやっている会社に出向して客先で働いていました。
客先に常駐している中で、自分所属しているチームで担当しているサービスについてさまざまな議論をし開発を行ってきました。
ユーザーのことを考えて、チームでサービスを開発する。それが自分の中でとても楽しく、やりがいを感じる仕事でした。
そうやってしばらく働いているうちに、客先ではなく自分がサービスを持っている会社の社員として働きたいと思うようになりました。

環境を変えたかった

自分が客先に配属されてから8年間同じサービスに携わっていました。
メンバーも多少入ったり抜けたりはありましたが、大きい変化はなくほぼ同じようなメンバーで開発を行っていました。
長く働いたことで業務知識も付き、顔もそれなりに広くなってはいたのですが、それ故に刺激が少なくなっていました。
将来を考えたときに、このまま漫然と過ごしてるといつか環境が変わったときに適応できなくなると思いました。
なので、そうなる前に早めに手を打とうと考えました。

立場を変えたかった

客先に長くいたことで、ある程度評価されチームリーダーのポジションを任されていました。
任された最初の頃は学ぶことも多くやりがいを感じていました。
しかし、段々時がたつにつれてコーディングなどの製造から遠ざかってしまいました。
自分が担当するタスクは、要件定義だったり設計だったりが多く、ほぼ上流工程ばかりやるようになってしまいました。
将来的にはマネジメントの道に進もうと考えているのですが、もう少し技術のことを勉強したいと思いました。

転職まで

転職活動をする前にそもそも自分の市場価値ってどのくらいなんだろうという疑問がありました。
そこで転職ドラフトを試しに使ってみて、自分の市場価値を調べました。
転職ドラフトというサイトは、自分の経歴やスキル、やりたいことなどを書いて投稿すると企業側から年収を提示してオファーが来るというものです。
これは今思えば転職をするしないに関わらずやってよかったなと思います。
やってよかった理由としては、以下の3点です。

  • 市場価値を知ることができる
  • 自分のやりたいことを明文化して整理できる
  • 自分がやってきたことをどうアピールすればいいかが整理できる

市場価値に関しては、自分が思っていた以上の年収でオファーをいただくことができました。 もし、転職してなかったら上司との面談などで交渉材料に使っていたかもしれません。 自分のやりたいことと自分がやってきたことは、動き出した当時なかなか言葉にできませんでした。 転職ドラフトには投稿に審査があり、それを通過するためにいろいろ試行錯誤することで自分の考えを整理し言葉にすることができました。 そのおかげで転職する決意が固まり、本格的に動こうと思えるようになりました。 また副産物として自己分析をしっかりと行うことができ、後の面接などでスラスラと言葉が出るようになりました。 その後、レバテックキャリアに登録をし、2つのサービスを平行して転職活動を進めることにしました。 2つのサービスを平行した理由としては、専門家に話を聞いてほしかったのと転職サイトに募集をかけている企業を見てみたかったからです。 スケジュールとしては以下のような感じになりました。

  • 10月上旬:転職ドラフト登録
  • 10月下旬:レバテックキャリア登録
  • 11月  :レバテックキャリア経由の会社の1次面接
  • 12月上旬:転職ドラフト経由の会社の1次面接
  • 12月下旬:レバテックキャリア経由の会社の2~3次面接、会社決定
  • 1月   :業務引き継ぎ、有給消化
  • 2月   :業務引き継ぎ、有給消化、退職
  • 3月   :入社

結果的に、レバテックキャリアで応募した7社中6社に合格をし、転職ドラフトのほうは1次面接だけ受けて辞退することになりました。
どうしてこうなったかというと、先に合格した会社が年内に来るかどうかの回答がほしいと言われたからです。
今思えば、レバテックキャリアのスケジュールがわりとカツカツで、週に2~3社ぐらい仕事終わりに面接に行ってました。
これは募集している企業側が何かしらの理由で年内に内定を確定させたかったのかなと思います。
あと、3月入社にしたのは3月入社にすると4月になったタイミングで2年目扱いになり付与する有給の日数が増えるからと今の会社から言われたからです。
転職活動での一番の後悔は有給休暇を使い切れなかったことです。
毎年、ちゃんと余らせずに使っておけばよかったと反省しています。

転職してから

待遇も給与も前の会社よりも良くなり、転職してよかったなと思います。
転職活動をしたからこそ、転職をしたからこそ見えたものがいろいろあったなと振り返ってみると感じました。
今の現場では今の現場なりの悩みがありますが、それはまた別の記事にしようと思います。

まとめ

  • 転職活動自体はやって損がない
  • 市場価値を知ろう
  • 志望動機や自己分析はとても大切
  • 有給休暇はちゃんと使う

読んでいただきありがとうございました。 参考になれば幸いです。